学校時代に勉強した内容は、読み書き計算を除けば、10年も経てば大方忘れてしまう。
実際、沢山読んだ本の内容も大方忘れてしまった。
でも、本当に忘れてしまったのだろうか。
私の場合、昔読んだ本や、教科書で感銘を受けた一文が、不意に思い出されたりする。
しかもそれが、その時々の判断に大きな影響を与えたりする。
そういう時、何か自分のどこかに蓄積されていて、自分の力になっているなあ、と感じたりする。
アレは確か、高校1年生の現代国語の授業だったと思う。
諸子百家の荘子と恵子の議論が紹介されていた。
ほとんど覚えてないが、こんな内容だったと思う。
荘子が、川面に浮かんでユラユラと泳いでいる魚を指差して、アレは魚が楽しんでいるのだ、と語った。
これを聞いた議論好きの恵子は、貴方は魚でないのに何故楽しんでいると分かるのだ?、とやりこめる。
すると荘子は、君は僕でないのに何故、僕に魚の楽しみが分からない、と分かるのだ?、とやり返す。
恵子は負けじと、君は僕でない、また君は魚ではない、魚でない君に魚の気持ちが分かる道理がない。
こんな調子で延々と議論は続き、結論はでない。
これを物理学者の湯川博士が引用して、知魚楽(魚の楽しみを知る、或いはチギョラクと読むのだろうか)と名付け、個々の人間の方向性について洞察するという展開だったと思う。
人間の一つの方向性として、
分からない事でも色々推論しながら、トライ アンド エラーを繰り返しながら模索する
という、そういう行き方。
もう一つは、分からない事は分からないのだから、基礎がためをすべきである、という行き方がある。
理性と感性について語っているともいえるだろう。
また、自負と偏見、小宇宙(人間)と宇宙、大脳皮質と動物脳、ありとあらゆる対立命題を含んでいると思う。
で、湯川博士自身は、荘子の行き方であった、と語っていた。
私も荘子が正しいと思う。
私には魚の事は分からないが、
幼い頃から動物と暮らしてきたから、犬と猫の気持ちはホボ分かるし、彼らもまた雰囲気から私の感情を理解している。
日本犬が、ワンワンとけたたましく鳴く場合は、警戒心ばかりでなく、猖榲詫達になりたいんだ、でも気づいてくれないみたいだから吠えてるんだ瓩箸いΥ蕎陲瞭鹹未蠅あるが、飼ったことのない人には見分けが付かない。
人を噛む、と悪口されているワンコの無頼な表情は、単なる運動不足の裏返しであることも
一目で分かる。
また、山歩きしていて、ホーホケキョという声が聞こえたるすると、私はそれを真似する。
すると彼らは、負けじと、ホーホケキョとやり返してくる。
私も対抗上、ケキョケキョケキョ、とやると、
向こうもムキになって、ケキョケキョケキョ、とやってくる。
森の中が賑やかになる。
これを狠竜抬瓩噺世錣困靴董△匹説明したらいいのだろう。
話がそれ過ぎた。
シロアリの話題に戻す。
私は、山でキノコ栽培をしているが、原木が古くなってくるとシロアリが集って来る。
原木を移動させた時に、切り株の下部と地面の間に密集状態でいることもある。
で、そのうちにシロアリの集り具合と、原木の使用年数に相関関係があることが分かってきた。
菌打ちしたところの原木には少なく、シイタケの収獲を4年から5年繰り返した原木に
たくさん集まっているのだ。
しかも、経年木にたかるシロアリは、一種の興奮状態で、もの凄く活性化している。
酒池肉林で、見境なく食いまくってる、という感じだ。
若木の方は、何だか、あまり気乗りしないが仕事だから食ってるという感じだ。
で、私はこう狠竜抬瓩靴拭
学者が言うには、シロアリは体内に植物繊維を分解する酵素を持っているから、
材木だろうが草であろうが、何でも食すると大言しているが、
実際には、シロアリ君は、菌糸である程度分解された植物繊維を好むと。
私はこれから、我が家でシロアリ駆除を試みるのであるが、その工法はベイトシステム(毒餌)である。
シロアリが、好んでベイト(毒餌)を食してくれなければ、シロアリの数を減らす事は出来てもセンメツさせる事は出来ない。
販売されているベイトは、爛轡蹈▲蠅好むニオイ瓩箸い宣伝文句には程遠く、
家の柱を食べる片手間に副食で食べているという感覚なのではないだろうか。
私は、そう狠竜抬瓩靴拭
そこで、こういう作戦を立てた。
経年劣化したシイタケの原木(直径30センチ以上の物)をぶつ切りにする。
ちょうどケーキの台のようにするのだ。
野生のシロアリを持ち込んではいけないので、一定時間このケーキ台を水没させる。
そのあと、家の周りの犬走り(コンクリート)に接触させた状態で、下部を5センチほど埋め、頭が出た状態にする。
これは、どういう意味かといえば、シロアリというのは羽蟻を除けば、
外気に接触することを極端に嫌うからだ。
彼らは地下生活しかできない。
クロアリのように地上を歩く事は出来ない。
不便でも、地道に地下道を掘るより生きる道はない。
でも、家の犬走りなど、コンクリートで固めた場所は、犬走りが屋根のような感じになり、
彼らは縦横無尽に動く事が出来る。
よく野山を散歩していて、転がっている大木なんかをひっくり返すと、シロアリが密集しているのを見かけることがあるが、彼らにとって、犬走りと大木は同じなのだ。
だから、良心的な大工は、犬走りを家に完全に接触させない。
土面スペースを設け、砂利をひいたりしている。
そうすると、シロアリは、その向こうにご馳走(家)があることに気がつかない。
また、話がそれた。
要するに、シロアリに、それほど美味しくもない牴鉢瓩覆鵑食べるのは程々にして、
経年木を食べなさい、と誘導するのだ。
誘導できたら、経年木の下で酒池肉林状態にあるシロアリの大群の中に、ベイトを置く。
興奮状態にあるシロアリ君に、美酒と二級酒の区別が付くはずもなく、
飲みまくり食べまくり騒ぎまくる。
ベイトを食べたシロアリ君は、1ヵ月後、脱皮する事が出来ず、永眠する。
王様アリも女王アリも、働きアリがいなくては餓死するほかに道はない。
さてここで、シロアリ君に、美酒と二級酒の区別が付かない、と何故いえるのか?
そういう疑問が湧いてくるかと思うが、それには疑問の余地はない。
私が、そう狠竜抬瓩靴燭里澄!
今日は、眠くなってきたので中断します。
最後まで書けず、申し訳ありませんでした。
次回は、必ず、完結させます。
実際、沢山読んだ本の内容も大方忘れてしまった。
でも、本当に忘れてしまったのだろうか。
私の場合、昔読んだ本や、教科書で感銘を受けた一文が、不意に思い出されたりする。
しかもそれが、その時々の判断に大きな影響を与えたりする。
そういう時、何か自分のどこかに蓄積されていて、自分の力になっているなあ、と感じたりする。
アレは確か、高校1年生の現代国語の授業だったと思う。
諸子百家の荘子と恵子の議論が紹介されていた。
ほとんど覚えてないが、こんな内容だったと思う。
荘子が、川面に浮かんでユラユラと泳いでいる魚を指差して、アレは魚が楽しんでいるのだ、と語った。
これを聞いた議論好きの恵子は、貴方は魚でないのに何故楽しんでいると分かるのだ?、とやりこめる。
すると荘子は、君は僕でないのに何故、僕に魚の楽しみが分からない、と分かるのだ?、とやり返す。
恵子は負けじと、君は僕でない、また君は魚ではない、魚でない君に魚の気持ちが分かる道理がない。
こんな調子で延々と議論は続き、結論はでない。
これを物理学者の湯川博士が引用して、知魚楽(魚の楽しみを知る、或いはチギョラクと読むのだろうか)と名付け、個々の人間の方向性について洞察するという展開だったと思う。
人間の一つの方向性として、
分からない事でも色々推論しながら、トライ アンド エラーを繰り返しながら模索する
という、そういう行き方。
もう一つは、分からない事は分からないのだから、基礎がためをすべきである、という行き方がある。
理性と感性について語っているともいえるだろう。
また、自負と偏見、小宇宙(人間)と宇宙、大脳皮質と動物脳、ありとあらゆる対立命題を含んでいると思う。
で、湯川博士自身は、荘子の行き方であった、と語っていた。
私も荘子が正しいと思う。
私には魚の事は分からないが、
幼い頃から動物と暮らしてきたから、犬と猫の気持ちはホボ分かるし、彼らもまた雰囲気から私の感情を理解している。
日本犬が、ワンワンとけたたましく鳴く場合は、警戒心ばかりでなく、猖榲詫達になりたいんだ、でも気づいてくれないみたいだから吠えてるんだ瓩箸いΥ蕎陲瞭鹹未蠅あるが、飼ったことのない人には見分けが付かない。
人を噛む、と悪口されているワンコの無頼な表情は、単なる運動不足の裏返しであることも
一目で分かる。
また、山歩きしていて、ホーホケキョという声が聞こえたるすると、私はそれを真似する。
すると彼らは、負けじと、ホーホケキョとやり返してくる。
私も対抗上、ケキョケキョケキョ、とやると、
向こうもムキになって、ケキョケキョケキョ、とやってくる。
森の中が賑やかになる。
これを狠竜抬瓩噺世錣困靴董△匹説明したらいいのだろう。
話がそれ過ぎた。
シロアリの話題に戻す。
私は、山でキノコ栽培をしているが、原木が古くなってくるとシロアリが集って来る。
原木を移動させた時に、切り株の下部と地面の間に密集状態でいることもある。
で、そのうちにシロアリの集り具合と、原木の使用年数に相関関係があることが分かってきた。
菌打ちしたところの原木には少なく、シイタケの収獲を4年から5年繰り返した原木に
たくさん集まっているのだ。
しかも、経年木にたかるシロアリは、一種の興奮状態で、もの凄く活性化している。
酒池肉林で、見境なく食いまくってる、という感じだ。
若木の方は、何だか、あまり気乗りしないが仕事だから食ってるという感じだ。
で、私はこう狠竜抬瓩靴拭
学者が言うには、シロアリは体内に植物繊維を分解する酵素を持っているから、
材木だろうが草であろうが、何でも食すると大言しているが、
実際には、シロアリ君は、菌糸である程度分解された植物繊維を好むと。
私はこれから、我が家でシロアリ駆除を試みるのであるが、その工法はベイトシステム(毒餌)である。
シロアリが、好んでベイト(毒餌)を食してくれなければ、シロアリの数を減らす事は出来てもセンメツさせる事は出来ない。
販売されているベイトは、爛轡蹈▲蠅好むニオイ瓩箸い宣伝文句には程遠く、
家の柱を食べる片手間に副食で食べているという感覚なのではないだろうか。
私は、そう狠竜抬瓩靴拭
そこで、こういう作戦を立てた。
経年劣化したシイタケの原木(直径30センチ以上の物)をぶつ切りにする。
ちょうどケーキの台のようにするのだ。
野生のシロアリを持ち込んではいけないので、一定時間このケーキ台を水没させる。
そのあと、家の周りの犬走り(コンクリート)に接触させた状態で、下部を5センチほど埋め、頭が出た状態にする。
これは、どういう意味かといえば、シロアリというのは羽蟻を除けば、
外気に接触することを極端に嫌うからだ。
彼らは地下生活しかできない。
クロアリのように地上を歩く事は出来ない。
不便でも、地道に地下道を掘るより生きる道はない。
でも、家の犬走りなど、コンクリートで固めた場所は、犬走りが屋根のような感じになり、
彼らは縦横無尽に動く事が出来る。
よく野山を散歩していて、転がっている大木なんかをひっくり返すと、シロアリが密集しているのを見かけることがあるが、彼らにとって、犬走りと大木は同じなのだ。
だから、良心的な大工は、犬走りを家に完全に接触させない。
土面スペースを設け、砂利をひいたりしている。
そうすると、シロアリは、その向こうにご馳走(家)があることに気がつかない。
また、話がそれた。
要するに、シロアリに、それほど美味しくもない牴鉢瓩覆鵑食べるのは程々にして、
経年木を食べなさい、と誘導するのだ。
誘導できたら、経年木の下で酒池肉林状態にあるシロアリの大群の中に、ベイトを置く。
興奮状態にあるシロアリ君に、美酒と二級酒の区別が付くはずもなく、
飲みまくり食べまくり騒ぎまくる。
ベイトを食べたシロアリ君は、1ヵ月後、脱皮する事が出来ず、永眠する。
王様アリも女王アリも、働きアリがいなくては餓死するほかに道はない。
さてここで、シロアリ君に、美酒と二級酒の区別が付かない、と何故いえるのか?
そういう疑問が湧いてくるかと思うが、それには疑問の余地はない。
私が、そう狠竜抬瓩靴燭里澄!
今日は、眠くなってきたので中断します。
最後まで書けず、申し訳ありませんでした。
次回は、必ず、完結させます。